木越 凌
～プロフィール～
中学校でコーラス部に入部、三年次には主将を務め、NHK全国学校音楽コンクール東京都本選銅賞に導く。卒業後、周囲の勧めで声楽、ピアノを始める。NHKコンクールの舞台に立つ夢のために音楽教師目指し、国立音楽大学声楽科に入学。大学内の合唱団で2年生から団長、学生指揮を務める。現在はオペラ歌手として活動、研鑽を積みながら、発声のノウハウを活かして合唱の勉強や個人レッスンも行っている。現在二期会準会員。スターファーム第1期生。混声合唱団『結』団員兼ヴォイストレーナー。
～生徒様へのメッセージ～
初めまして。木越凌と申します。現在はオペラ歌手としての活動が中心の私ですが、かねてより自分の合唱団を持ちたい、という夢を持って生きてきました。
合唱とオペラ、双方の世界を行き来すると、悲しい話を聞くことがあります。合唱なんてやってたら声楽が上手くならないとか、オペラの人はビブラートがかかりすぎて合唱にならない、なんて言われる事があります。しかし私の考えでは、どんなジャンルで、どんな要求にも、声を壊すことなく対応出来るのがプロの声楽家だと思っており、合唱界と声楽界の溝をなくすために発声の研究をしています。私が目指したいと思ってますのは、聴衆がアッと驚くような声で、美しい合唱をすることです。ただ音程がきちんとしていて、ハーモニーが揃っているだけでは人の心は動かせないと思っています。やはり人の声ですから、団員の魂のこもった演奏が出来るように頑張りたいと思っております。
ここまで偉そうな事を言いましたが、私はまだ未熟者だと思っております。至らない点も多いと思いますし、ドレスルームアミ東京合唱団の皆様の納得がいただける指導が出来るかわかりませんが、合唱指導を通じて、私もたくさん勉強したいと思っております。団員の皆様と一緒に勉強しながらやっていけたらと思っております。どうぞ宜しくお願い致します。
