寺澤潤
~プロフィール~
■経歴要約
 大学院卒業後、アメリカモンタナ州ヴァリエ公立学校にて音楽教師をしておりました。対象生徒は幼稚園生から高校生までと幅広い年齢層を担当し、合唱、吹奏楽、ギター、そして幼稚園小学生一般音楽など、様々なジャンルやアンサンブルを教え、あらゆる分野で成功を収めたと認識しております。一例として、2019年4月に行われたモンタナ州主催の音楽コンクールでは、学校としては8年ぶりに参加であるものの、吹奏楽でGrade II (いわゆる銀賞) 、合唱でGrade III (いわゆる銅賞) を獲得といった実績があります。
 コロラド州立大学就学時、学生指揮者として数々のリサイタルを行い、J.S. バッハ、ブルックナー、シューベルトなどといったあらゆるジャンルの合唱音楽を網羅、作曲家としても勢力的にリサイタルを行い、コロラド州立大学主催の作曲コンクールにて2位に入選するといった成功を収めました。 (曲名:死の床で私は I heard a Fly buzz - when I died, ディキンソン詩)。
 9年間大学に通い、指揮、作曲、そして演奏の技術をあらゆる教授と共に磨いてきました。合唱指揮ではDr. ジェイムス・キム、Dr. ニコル・ラマティン、作曲はDr. ジェームス・デイヴィッド、Dr. アン・グッツォ、声楽はマリーン・ボディカー、ピアノはティム・シェスラー、サクソフォンはクレイグ・オルソンから師事を受けております。
 現在は、カンボジアにあるアメリカのNPO法人、Global Education Visionの認定校であるAmerican Global Prep Schoolにて音楽学部長として働き、「発展途上国に笑いと音楽を」というモットーのもと、日々奮闘しております。

■職務経歴
2019年7月~現在 American Global Prep School (カンボジア、プノンペン)
<職務内容>
学年別(保育園~高校)カリキュラムの作成および改善
年齢に合ったレベル別ソルフェージュを使った音楽理論および音感トレーニングの推進
テストおよび宿題の作成および採点
生徒の意思を尊重する生徒指導
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2018年8月~5月 ヴァリエ公立学校(米国、モンタナ州)
<職務内容>
年齢に合った(幼稚園~高校)レベル別ソルフェージュを使った音楽理論および音感トレーニングの推進
テストおよび宿題の作成および採点
生徒の意思を尊重する生徒指導
職業訓練や地方音楽祭への参加
バスケットボールのホームゲームおよび地区大会での応援演奏の指導と指揮


■自己PR
忍耐力
 8年間、ほとんど全く音楽教育が無かった学校へ赴任し、一年間という短い時間で音楽祭入賞といった実績を獲得するまで熱心に教育する情熱と根気強さを持っております。また開校3年目のカンボジアの学校で、何もないところから音楽学部を立ち上げ、6か月で2時間のフルコンサートができるまでに辛抱強く指導してきました。
幅広い音楽知識と技術
 専門は合唱ですが、ジャズ、弦楽、器楽などといったあらゆるジャンルにも積極的に携わっております。ピアノ以外にもソプラノ、アルト、テナー、バリトンサックス、ギター、チェロなどといった楽器を弾くことができます。わたくしの教育のモットーは、ただ技術を教えるのではなく、音楽の意味や歴史的背景やその時代に合った演奏方法などを、デモンストレーションと共にわかりやすく解説することです。

※ウェブサイトと参考動画
https://www.junterasawa.com/
ト長調ミサ曲 (F. シューベルト): https://www.youtube.com/watch?v=13HFoYdnTSw
キリストは従順であられたChristus factus est (A. ブルックナー): https://www.youtube.com/watch?v=zsHEibtdp1k

お差し支えなければご覧ください。
~生徒様へのメッセージ~
 はじめまして。合唱指揮者の寺澤潤と申します。

 子供の頃から歌うことが大好きで、その大好きなことを極めるために海外へ行き気が付いたら11年ほど月日が経っていました。合唱音楽教育家として以前から日本の合唱教育の活性化に携われないかと思っていました。この度帰国に伴い、何かできないかと模索していたところに貴合唱団の合唱団講師募集を拝見し連絡いたしました。幅広い年齢層を指導してきた合唱経験を奮い、貴合唱団の関わる皆様の指導に尽力出来ると思料しております。
合唱団講師一覧
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