東京演奏会企画

演奏活動でファンを集める方法

演奏活動を行なう際に直面するのが集客方法の難しさではないでしょうか。少しでも多くの人に演奏を聴いてもらいたいのは演奏家としては当たり前の事ですが、始めた頃に義理で来てくれていたお客さんも、毎回足を運んでくれるとは限りません。
 

「どうしたらファンができるのか。演奏会に来ていただけるのか」
 

あくまでもこれはひとつの方法論ですが、あなた自身の”トーン&マナー”を見直してみるのはいかがでしょうか。トーン&マナーとは、宣伝告知における表現の一貫性をルール化する考え方です。企業などがブランディング設計の一段階でこの作業を行ない、会社名や商品への理解共感を得るためにマーケティング手法として活用しています。

 
 個人の演奏家でしたら本名とは別の表現を、ユニットならネームの見直しを行なうのも効果的です。告知の際には必ずクレジットされる”名前”です。演奏ジャンルによっても影響しますし、他の演者と併記された際に目立つ工夫が必要です。

例えば、「山田一郎」が本名だとします。アコースティックでナチュラルな演奏が特徴だとすれば、「やまだいちろう」と、漢字ではなくひらがなでのクレジット表記ですと、柔らかさや自然な感じが伝わります。打ち込み音源などを用いてビート感のある演奏なら「ヤマダイチロー」のほうがポップで元気のある感じがしませんか?こういった見直しもブランディングのひとつになります。できれば書体やカラーもこだわるとさらに印象が変わります。

また、宣材写真などもそれに合わせて服装や色使いなどを整えて行くと、知らない人がその告知情報を見た時に、演奏の傾向や趣旨が伝わりやすくなります。

共感を得ていただける人に、あなたの事を知っていただく事が、ファン獲得の胆となります。こういったネーム表現を見直すだけでも、目に留まる率は確実に向上します。自分自身がどのような演奏を行なうかをあらためて再確認するよい機会かとも思います。もしSNSなどのマイページをお持ちでしたらメインのイメージとネームを変更してみてはいかがでしょうか。

演奏会ドレスのドレスルームアミ