東京演奏会企画

クラシック演奏家が多くの音楽仲間を持っておくべき理由

どこか閉鎖的なイメージを持たれやすいクラシック音楽。でも実際、クラシックの演奏家は自分の殻に閉じこもっているだけではいけません。できるだけ多くの音楽仲間がいた方がよいのです。では、音楽仲間がいることのメリットとは何でしょうか。

サポートをお願いしやすい

まずは「サポートを頼みやすい」ということが挙げられます。バイオリンやフルート、声楽などはもちろん、1人で演奏会を開けるピアノの場合も例外ではありません。例えば歌の伴奏や弦楽器とのアンサンブル、さらにはピアノ協奏曲など、ソロ以外でもピアノが活躍する音楽はいくらでもあります。それらに挑戦する時に仲間がいなければ、一緒に演奏してくれる人を手探りで探さなければならず、それでは大変です。だから「あの曲をやりたい」と思った時すぐに声をかけられる仲間がいれば、音楽活動をスムーズに展開するのにとても有利だといえるのです。

宣伝協力をしてもらえる

たとえ一緒に演奏はしないとしても、音楽仲間はありがたい存在です。それは「宣伝協力をお願いできる」から。仲間が演奏会に出る時、プログラムに自分の演奏会のチラシを挟んでもらえば、その演奏会の観客に対して自分をPRできます。また自分の演奏会の情報をSNSにアップした時、仲間にそれをシェアしてもらえれば、自分が直接つながっていない層にもアピールできるのです。ただしもちろん仲間にお願いするばかりではなく、自分でも積極的に仲間に協力する姿勢が不可欠です。

自主開催が難しいコンサートも複数組なら企画しやすい

もうひとつ、仲間と協力することで「演奏会を開催しやすくなる」という利点もあります。例えば憧れのホールがあって自分もそこで演奏会をしたい、でも使用料が高くて払えない……という場合。仲間との共同コンサートにすれば、1人あたりの負担を減らすことができます。さらに、集客力のアップも見込めるでしょう。このように、クラシックの演奏家にとって「音楽仲間」は、自分の音楽性や演奏活動を豊かなものにしてくれる存在なのです。ぜひ大切にして、互いに助け合い、高め合っていける関係を作りましょう。
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